本会は、安全狩猟の向上に努め、鳥獣の保護・管理により狩猟の適正化を図ることにより、生物の多様性の確保、生活環境の保全及び農林水産業の保全・発展に寄与する。 このことにより自然環境の恵みを享受できる県民生活の確保で地域社会の発展に資することを目的とする。
このたび、一般社団法人熊本県猟友会会長を拝命いたしました立山比呂志です。
歴史と伝統ある熊本県猟友会の会長という重責を担うこととなり、その責任の重さを深く受け止めております。会員の皆様をはじめ、関係機関並びに地域の皆様から寄せられた信頼と期待にお応えできるよう、誠心誠意、その責務を果たしてまいります。
近年、野生鳥獣による農林業被害は深刻化し、狩猟者が果たす役割はますます重要になっています。一方で、狩猟者の高齢化や会員数の減少、安全対策の徹底など、私たちが取り組むべき課題も数多くあります。
私は、これからの熊本県猟友会が未来へ向かって発展し続けるために、**「自然と暮らしを守り抜く」「狩猟者の育成と技術向上」「組織改革」**を基本方針として掲げ、会員の皆様とともに歩んでまいります。
私たちの使命は、単に狩猟を行うことではありません。有害鳥獣対策を通じて農林業を守り、県民の生命・財産・暮らしを守り、熊本の豊かな自然環境を未来へ引き継ぐことにあります。そのためにも、適正な狩猟の普及を推進し、狩猟者としての高い倫理観と責任感を育んでまいります。
また、狩猟者の育成と技術向上に積極的に取り組み、安全で確かな技術を身につけた人材を育てるとともに、先人から受け継いできた狩猟文化や知識、経験を次世代へ継承し、未来につながる猟友会を築いてまいります。
近年、県内では狩猟や有害鳥獣捕獲の現場で重大な事故も発生しています。経験の有無にかかわらず、すべての会員が法令遵守を徹底し、安全最優先の意識を共有することが何より重要です。基本を守り、互いに声を掛け合いながら、安全で信頼される狩猟活動を実践してまいりましょう。
さらに、時代の変化に対応できる猟友会を目指し、組織改革を着実に進めてまいります。会員一人ひとりの声を大切にし、透明性の高い組織運営を実践するとともに、支部活動の活性化と情報発信の充実を図り、誰もが参加しやすく、誇りを持てる組織づくりに努めます。
若い力を育て、改革を恐れず、熊本の豊かな自然と県民の暮らしを守り抜く。その使命を胸に、会員の皆様とともに、新しい熊本県猟友会の歴史を切り拓いてまいります。
今後とも、会員の皆様をはじめ、関係機関並びに地域の皆様の温かいご理解とご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和8年6月
一般社団法人 熊本県猟友会
会長 立山 比呂志